■平成19年6月8日(金) 高山 博(たかやま ひろし)
東京大学大学院人文社会系研究科/欧米系文化研究専攻
東大大学院教授、エール大PhD(歴史学博士)。専攻は歴史学(西洋中世史/比較史/異文化交流/グローバル化)。Lopez Memorial Prize(エール大最優秀中世史博士論文賞)、サントリー学芸賞、地中海学会賞、マルコ・ポーロ賞受賞。著書に『中世地中海世界とシチリア王国』『歴史学 未来へのまなざし』『<知>とグローバル化』『文明共存の道を求めて』など。
■6月22日(金) 熊野純彦(くまの すみひこ)
東京大学大学院人文社会系研究科/倫理学専攻
主要な著書に、『レヴィナス』(岩波書店)『差異と隔たり』(岩波書店)『西洋哲学史』(岩波新書、全2冊)などがある。西洋近現代の哲学的・倫理学的思考のほか、日本近代思想にも関心があり、最近の仕事としては和辻哲郎『倫理学』全4巻(岩波文庫)の註・解説がある。
■7月6日(金) 佐藤健二(さとう けんじ)
東京大学大学院人文社会系研究科/社会文化研究専攻・文化資源学研究専攻
1957年生まれ。専門は歴史社会学、文化社会学。印刷技術が生み出した読書空間の特質を軸に、民俗学者柳田国男の方法を解読した仕事を始め、関心はメディア論、流言、社会調査史、データベース、絵はがき、食文化など多方面にわたる。著書として『歴史社会学の作法』『流言蜚語』『都市の解読力』など。
■7月20日(金)
渡辺 裕(わたなべ ひろし)
東京大学大学院人文社会系研究科/美学芸術学専門分野・文化資源学研究専攻
1953年、千葉県生まれ。東京大学大学院修了後、玉川大学助教授、大阪大学助教授などを経て、現在、東京大学大学院人文社会系研究科(美学芸術学、文化資源学)教授。主な著書に『聴衆の誕生』『日本文化 モダン・ラプソディ』(以上春秋社)『マーラーと世紀末ウィーン』(岩波現代文庫)『宝塚歌劇の変容と日本近代』(新書館)など。